ワカちゃんからの解答です。
Q4 バイオマス・ニッポン総合戦略とはどういった戦略ですか。
 
A4  バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」であります。バイオマスは、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを使って、無機物である水と二酸化炭素(CO2)から、生物が光合成によって生成した有機物であり、私たちのライフサイクルの中で、生命と太陽エネルギーがある限り持続的に再生可能な資源であります。

 バイオマスを燃焼すること等により放出されるCO2は、生物の成長過程で光合成により大気中から吸収したCO2であることから、バイオマスは、私たちのライフサイクルの中では大気中のCO2を増加させないという「カーボンニュートラル」と呼ばれる特性を有しています。このため、化石資源由来のエネルギーや製品をバイオマスで代替することにより、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスのひとつであるCO2の排出削減に大きく貢献することができます。

 更に、バイオマスは、化石資源のようにエネルギーとしても製品としても利活用ができ、国民生活の幅広い場面での利活用が可能であります。

 一方、化石資源も大昔に生物が生成したものと考えられていますが、これは何億年もかけて蓄積されてきたものであって、私たちのライフサイクルの中では再生不可能な資源であり、いずれは枯渇が予想される有限の資源であります。

 この限りある化石資源への依存を低減する意味からも、バイオマスを従来の食料・木材としての利用にとどまらず、新たな観点から、エネルギー又は製品としての活用を推進していく、これが今、求められています。

 「バイオマス・ニッポン総合戦略」とは、このバイオマスを総合的に最大限利活用し、持続的に発展可能な社会を実現していく国家戦略です。
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