| 平成22年元日号 | ||
|
年頭のごあいさつ |
||
![]() |
||
明けましておめでとうございます。 皆様には、お健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年は、世界同時不況の中にあって、特に輸出に大きく依存する日本経済が受けた傷は深く、その影響は、大企業から中小・零細企業、農林漁業に及び、雇用不安、生活水準の低下など広く国民経済に拡大しました。 このような困難に直面している時に、総選挙があり、自民党は歴史的な大敗北をし、政権交代により民主党を中心とする鳩山内閣が発足しました。国民の多くが政治に変化を求めたと言えましょう。 その鳩山内閣は、発足当初こそ、外交面などで派手に花火を次から次に打ち上げ、友愛政治などという中味のはっきりしないソフトな姿勢や事業仕分けなどのパフォーマンスで70%をこえる内閣支持率でした。 しかし、円高容認ともとられる閣僚の発言や対策がないままのデフレ宣言、自民党政権時代の緊急経済対策の執行停止などにより「鳩山不況二番底」が懸念される景気悪化が続き、沖縄の普天間米軍基地移設をめぐる日米協議の不調等日米関係の悪化、脱官僚依存のスローガンの下での元大蔵省事務次官の日本郵政会社社長就任などの人事、小沢民主党幹事長の強引な政治手法にコントロールされる鳩山首相の指導力の欠如、そして政治とカネをめぐる鳩山・小沢の政治資金疑惑と政治倫理上の説明責任と道義上の政治責任に対する国民の批判などがボロボロと明らかになり、内閣支持率は一貫して低下し、年末には40%になってしまいました。 昨年末には、ようやく税制改正と22年年度政府予算案の決定に漕着けたものの、選挙公約(マニフェスト)の重要な部分が実行できず、しかも国家の財政・経済の見通しも明確でありませんでした。 こうして国政が混迷している中で迎えた新年ですが、海図のないまま鳩山船長の下で船出をした日本丸は、このまま進めば、取り返しのきかない大変危険な水域に突入してしまうように思います。 このような日本丸の進路を修正し、日本の国家と国民の安全と将来の発展を図るのは、まさに野党となった自民党の責任だと思います。 自民党がその責任を果たすためには、昨年の総選挙の敗因をしっかりと分析し、反省し、新しい自民党として再出発しなければなりません。そして、今月中にも開会される通常国会の場において、鳩山政権を徹底的に追求し、国民の皆様にこの危険を知ってもらわなければなりません。 自民党は、谷垣総裁を先頭に立てて、真正面から取り組みますので、どうかご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
|
||
|
|
||